えっ!?バイクの免許の種類?
「バイク免許」を取れば何でも乗れるようになるんじゃないの?
何種類もあって何だかよくわからない…
今回はそんな疑問をゆるーく解決していきましょう!
バイク免許の種類
バイクの免許は、大きく分けて4種類あります。
- 原動機付自転車免許
- 小型限定普通自動二輪免許
- 普通自動二輪免許
- 大型自動二輪免許
とは言っても、はて?となりますね。笑
これは正式名称なので、よく聞く言い方でも記載してみます。
- 原付免許
- 原付二種免許
- 中型免許
- 大型免許
これなら聞いたことのあるものがあるでしょうか。
もちろん、なくても大丈夫!一緒に知っていきましょう!
二輪免許の区分
4種類もあるバイクの免許。
それは排気量によって種類分けされています。
排気量?何それ美味しいの?と思っても、一旦先に進みましょう。
ざっくり言うと、排気量が大きくなるとパワーも大きくなることが多いです。
エンジンが大きくなるので、車体も大きくなることが多い印象があります。
道路交通法の区分を表にまとめたものがこちらです。
免許区分の部分を見ると、免許の正式名称が記載されていますね。
50ccまでは原動機付自転車免許
125ccまでは小型限定普通自動二輪免許
400ccまでは普通自動二輪免許
401cc以上は大型自動二輪免許
排気量の大きさごとに、法的に上の4つに区分されています。
つまり、免許によって乗れるバイクの大きさが変わってくるということです。
排気量が美味しい方はこちらの記事で少し詳しく書いてますので、ご参考ください。
ちょっと細かい種類分け
バイク免許は、大きく分けると4種類と言いました。
もっと細かく分けると何になるのか、ご紹介しようと思います。
原付以外の免許には、AT限定(オートマ限定)があります。
つまり、細かく言うなら二輪免許は7種類ということになります。
原付免許、小型限定普通自動二輪免許、小型限定普通自動二輪免許(AT限定)、普通自動二輪免許、普通自動二輪免免許(AT限定)、大型自動二輪免許、大型自動二輪免許(AT限定)です。
原付は、原付免許がなくても、普通自動車免許があれば運転可能です。
50ccまでのバイクであれば、AT(オートマ)とMT(マニュアル)のどちらも乗れます。
AT限定の免許があるとは言っても、大抵はMT(マニュアル)で教習を受けて免許を取得すると思うので、そんなに気にしなくて大丈夫です。
中型、まして大型免許でAT限定で取得している方は見たことがないですし、もしいたら中々のツワモノですね。笑
限定と限定解除
小型”限定”普通自動二輪免許や、AT”限定”など、ここまで何度か出てきた”限定”。
これは言葉通り、それしかできませんよという意味です。
小型”限定”普通自動二輪免許は、普通自動二輪車の中で、小型のものだけ乗れますよ、それ以上のバイクは乗れませんよという意味になります。
普通自動二輪免許(AT限定)は、普通自動二輪で、オートマのものだけ乗れますよということです。
これらの限定から解放されるために、教習所などで限定解除をすることができます。
小型”限定”普通自動二輪免許は、小型の限定解除をすることで普通自動二輪免許になります。
普通自動二輪免許(AT限定)は、ATの限定解除でマニュアル車も乗れるというわけです。
余談ですが、たまに年齢層の高い方が「限定解除したから大型に乗れる」ようなことをおっしゃいます。
これは昭和50年以降、普通に取得できるバイク免許は「自動二輪(中型)」という区分で、中型限定だったからです。
400cc以上の大型に乗る時は中型の限定解除が必要で、それがかなり大変だったそうです。
噂では運転試験場での一発試験のみだったとか…
平成8年に法改正で大型自動二輪の免許区分ができ、教習所で取れるようになって現在に至るようです。
どの免許で何ccのバイクに乗れるの?
ここまで免許の種類やら区分やらを見てきました。
でも、結局どの免許で何に乗れるの!?となっている方もいるのではないでしょうか。
- 大型自動二輪免許:全部のバイクに乗れます!
- 普通自動二輪免許(中型免許):400ccまでのバイク全部。400ccは可、401ccは不可。
- 小型限定普通自動二輪免許(原付二種免):125ccまでのバイク。126ccは不可。
- 原動機付自転車免許(原付免許):50ccまでの原付のみ。
ゆるくシンプルに、これに尽きます。
まとめ
- 二輪免許は4種類
- 排気量によって区分される
- AT限定免許もある
- 限定解除ができる
なんとなくご理解いただけたでしょうか?
自分の持っている免許で乗れる範囲のバイクに乗ればいいということだけご理解いただければ大丈夫です。笑
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