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バイクに乗る時、プロテクターってしないといけないの?私が着用する理由

マニアック

バイク乗り、またはこれから乗ろうと思っている方は、コレ、一度は必ず耳にしたことがあるのではないでしょうか。

バイクに乗る時はプロテクターを着用しましょう

大人は皆、口を揃えて「バイクに乗る時はプロテクターをしなさい」と言いますね。

しなさいと言われると、反抗したくなりませんか?
私が捻くれているだけかもしれませんが。笑

そんな生涯反抗期の私が、それでもプロテクターをつけている理由をお話しします。

プロテクターは着用しないとダメなの?

絶対にプロテクターをつけなくちゃいけないの?
プロテクター無しで走るのはダメ?
めんどくさいし、ダサいし、付けなくてもよくない?

純粋に疑問が湧いてくるかと思います。

「近場なら無しでいい」「いや乗車時は絶対着用!」など
プロテクターの有無は、バイク界隈でも度々物議を醸しています。

意見は様々ありますが、法律で定められているものはヘルメットのみ。
法的には、プロテクター着用する義務はないです。

極端な話、好きにすればいいんです。笑

私がプロテクターを着用する理由

プロテクターをつける最大の理由、それは安全対策に尽きます。

トラブルは無いに越したことはありませんが、万が一の有事に備えている、ということです。

私の場合、バイクに跨った時に基本的に足がつきません。
また、何も無い場所を歩いていても転けるのに、バイクに乗って転けないわけがないと思っています。

自分自身に対する圧倒的な不信感が
プロテクター着用の背中を押しているのかもしれません。笑

怪我をしたくない

もちろんプロテクターをしたからと言って、全ての怪我から身を守れるわけではありません。

それでも、怪我の具合はかなり軽減されると思います。

しかし「怪我をしたくない」だなんて、当たり前すぎて唖然としちゃいますね。笑
そんなわけで、バイクで怪我をするのが嫌な理由を列挙していきます!

治るまでバイクに乗れない

これは最重要事項です。笑
骨折などの大怪我をしていたらバイクに乗れない!

乗りたいのに乗れない、これが一番ストレスになります。

楽しみのために乗っていたのに、楽しみがなくなってしまうんです。

何とも本末転倒なことか…

乗れない期間をできるだけ無くしたい、少しでも長くバイクに乗っていたいんです。

痛い

バイクで怪我をするということは、大抵の場合は、擦り傷を伴うものだと思います。

怪我したその瞬間ももちろん痛いですが、アスファルトに擦れているので、傷口の砂や汚れを洗う痛み

それも膝を少々くらいならまだしも、腕と脚の一面全部なんて考えたら、想像しただけで震えますね。

その後の生活でも、お風呂でしみる服が擦れて痛いなど、落ち着くまでの地味な痛み、できることなら経験したくないです。

骨折なども痛いとは思いますが、そこまでいくと、もういっそ諦めがつくので受け入れられる気がします。笑

地味ではあるけれど、擦り傷のダメージは侮れないです。
おお怖……

跡が残る

前述の通り、バイクでの転倒は擦り傷になりやすいです。

擦り傷は痛いだけでなく、治りも遅いし跡が残ることもあります。

服で隠せる場所ならともかく、顔や腕など、露出の多い部分に傷が残ることも考えられます。

勲章だ!若気の至りだ!ガハハ!!と笑い飛ばせばいいですが、女の子なのにそんな傷があって可哀想…と言われるのもなんだか癪です。笑

また、痛々しい傷跡を見るたびに転倒を思い出してしまうのは、できれば避けたいところですね。

お金がかかる

バイクで転倒ーーー
自分自身の怪我のみならず、バイクも壊れることが多いと思います。
自分の治療費だけでなく、バイクの修理代もかかりますね。

任意保険でカバーできれば願ったり叶ったりですが、等級は下がってしまうので、次回から保険料が上がります

じゃあ保険使わない!
この選択肢もありだと思います。(私も使ってない)

自走できるレベルであれば、修理の見積もりを取って、自費で直すか保険を使うか検討できると思います。

人間は治療費を抑えたいからといって、見積もりを取って比較、という訳にもいきません。
なるべく大きな怪我はしないに越したことはないですね。

また、自分が怪我して動けないと、治るまで働くことができず、収入にも影響が出るかもしれません。

私は治療費や保険料の差額を、ガソリン代に回してもっとたくさん走りたいです!

心配される

想像してみてください。
友人や同僚が、ある日突然、傷だらけで現れたら何があった!?となりますよね。

「どうしたの?」「バイクで転んじゃって…」
「大丈夫?」「大丈夫だよ」
「痛そう…」「まあ…へへへ…」

このやりとりを学校や職場、美容院や行きつけのお店など、行く先々ですることになりそうですね。

1回や2回くらいならまだいいですが、違う人にとはいえ、治るまで何度も説明するのは面倒臭そうです。笑

反対される

元々バイクに乗ることを反対されていた方に多いことかもしれません。

反対側の意見に「バイクは怪我をする危ない乗り物」というものがあります。

自分がバイクで怪我をしてしまうと、その意見を完璧に立証していることになってしまいますね。

やっぱりバイクって危ない乗り物だ。もう乗っちゃダメ!となりかねないのです。

反対を押し切って乗ったからには、無傷でいることが一番大事です。

周囲の反対なくバイクに乗れた方は、怪我をすることで初めて「危ないからやめた方がいいんじゃない?」と、心配ゆえに急に反対し始める謎人物が現れるかもしれません。

好きなことを快適に続けていくためには、安全に行うことが大切なようですね。

迷惑をかける

大きな怪我は本当に多方面に迷惑をかけることになってしまいます。
警察や医療従事者のお世話になるかもしれませんし、家族や友人、パートナーにも心配をかけさせる以上のことがあるかもしれません。

例えば買い物を代わりにお願いしたり、酷ければお風呂などの生活を手伝ってもらわなければならなくなります。

また、仕事に穴を開けてしまったり勉強に遅れてしまうかもしれません。

周りの皆は気にしないで!と言ってくれても、申し訳ない気持ちになりますね。

下手なのがばれる

これはもちろん、自分の技量不足で転けた場合に限りますし、車が突っ込んできた等の事故は想定していない理由ですが…

周囲の人から見たあなた。
無傷で涼しい顔をしていれば「バイクに乗っている人」という認識ですが、怪我をしてしまうと「バイクで転けた人」という認識に変わるかもしれません。

急に怪我をして来たら、思わず理由聞いちゃいますもん。

せっかくなら、かっこよくバイクに乗っていると思われたいものです。笑

悔しい

転かした自分の技量不足も悔しいし、怪我して痛いのもなんだか悔しい。

有事の際には怪我することがわかった上で対策をしていないという、自己管理能力が問われてくるのも悔しい!!

所詮人間は自然には勝てないんだ…ちくしょう……
自然は偉大です。逆らわず、受け入れてこちらが備えないといけないんですね。

また、自分の運転技術の問題だけではなく、このご時世、どこから車が突っ込んで来るかわかったもんじゃありません。

自分のせいではないのに怪我をすることほど悔しいことはありませんね。

私がプロテクターに守られた話

恥ずかしながら、私は何度もプロテクターに助けられています

取り回し中の立ちゴケで、バイクから逃げるために、地面を転がっても痛くも痒くもない。という可愛い話から

バイクが廃車になるほどの単独事故の際に、数m投げ出され、同行者に「頭から着地したからダメかと思った」と言わしめた際にも、血の一滴も出ることなく、ムチウチと打撲だけで済んだ話まで

プロテクターに助けられた話はたくさんあります。(無いに越したことはないのに…)

カーブ中に、道に流れていた水に前輪をとられて転倒した際には、バイクと一緒にアスファルトを数m滑りました。
ジャケットとパンツに穴が空き、胸部プロテクターにも傷が付き、グローブも傷だらけで縫い目が裂けたましたが、私自身は流血一つせず、これまたムチウチと打撲で済みました。

プロテクターをしていなかったら、膝や肘を何度打ちつけ、肋骨が何本折れてただろうと、想像しただけでゾッとします。

もちろん、プロテクターがあるから絶対に防げるというわけではありません

私は本当に運が良かっただけです。

バイクに乗り始めて7年、10万km弱を走って来て、未だにバイクで流血したことはないですし、骨折もしていません。

とはいえ、もちろん転んだ時のムチウチも打撲もめちゃくちゃ痛かったですが。笑

でも、プロテクターを着用しているのとしていないのでは、怪我の大きさは一目瞭然かと思います。

ちなみに、バイクでした一番大きい怪我は、教習所で壁に突っ込んで肩を亜脱臼したことです。笑
免許を取る前段階でした…。

私の普段の装備はコレ!

普段バイクに乗る時の私の装備は、概ね以下の通りです。

  • ヘルメット
  • ライディングジャケット(肩・肘・胸プロテクター
  • ライディングパンツ(膝・骨盤プロテクター
  • ライディンググローブ(手の甲・掌下部プロテクター
  • ライディングブーツ

ジャケットとパンツはプロテクター標準装備で、CEレベル1のものが入っています。

また、別売りの胸部プロテクターも使用しています。

季節や目的地など、ツーリングによって装備を使い分けているため、詳しいメーカー等は別の記事で紹介したいと思います。

まとめ

法的に着用義務はないプロテクター。
それでも私が着用し、実際に恩恵を受けたお話をしてきました。

いかがでしたでしょうか。

  • 極論、プロテクターは付けても付けなくてもいい
  • 私は怪我するのがイヤだから付けている
  • 転倒から身も心も守ってくれる、それがプロテクター

怪我は自分の身体へのダメージだけでなく、周囲の反応や、迷惑・心配をかけた申し訳なさなど、巡り巡って自分の心にもダメージが及ぶものです。

自分自身を守ってあげることは、見守ってくれている方々の安心にも繋がります。

プロテクターが全てではありませんが、有事の際のダメージ軽減には、有効な手段だと思います。

とはいえ、格好もスタイルも人それぞれです。
どんな格好でも、どんなスタイルでも、みんな安全に、楽しくバイクライフを送っていきましょう!!

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