バイクって、颯爽としていてカッコいいですよね!
でも免許を取ろうとなると、少しハードルが高く感じる方もいるのではないでしょうか。
バイクに憧れるけど、免許を取るのはちょっと迷うな…
バイクの免許は欲しいけど、いざとなると勇気が出ない…
こんなお悩みを抱えている人の背中を押していきたいと思います。
「バイク乗りに憧れる」から「憧れられるバイク乗り」になっちゃいましょう!
バイク免許が欲しいけど、勇気がでない原因とは?
ざっくりと一言で言えば、不安が拭えないこと。
「かっこいいバイクに乗りたい」「颯爽と風を切ってみたい」
バイクに憧れる理由は様々あります。
ところが、いざ免許を取ろうと思った時には、
「転んだらどうしよう」「運転が難しそう」
といった不安もたくさん出てきますよね。
でも大丈夫、やったことのないことに対して不安になるのは皆同じ。
不安が大きくなると、つい消極的になってしまうのが人間というものです。
逆に言えば、不安を解消することで免許取得へのハードルが下がり、はじめの一歩が踏み出しやすくなります。
不安を解決していこう!
一緒に不安を解決して、憧れのバイクライフに近づいていきましょう!
転ぶのが怖い
これはもう、本当におっしゃる通りです。笑
だって、転んでしまったら怪我するかもしれないし、痛いのがイヤなのは言わずもがな。
バイク歴7年、10万km弱ほど走ってきた私も、今ですらそう思います。
でも「転ぶのが怖い」というのは、人間の防衛本能として至極真っ当な感情です。
むしろその気持ちを持ち続けていただきたいくらい大事なこと。
怪我なく安全にバイクを楽しむために、できるだけリスクを解消していきましょう!
そもそも転ぶとは?
「転ぶ」といっても、バイクでの転倒にはいくつか種類があります。
- 停車時にバイクが倒れる(立ちゴケ)
- 走行中にタイヤが滑る(スリップダウン)
- 走行中に滑ったタイヤが急に滑らなくなって車体が起きる(ハイサイド)
イメージとしては、
- 立ちゴケ:バイクが倒れる〜バタン!
- スリップダウン:足を滑らせて転ぶような感じ。走行中なので勢いが付いていて、横倒しのまま滑っていって止まることが多いです。ツルッガガガガガガ
- ハイサイド:説明しづらいですが、滑るというよりは吹っ飛ぶ感じ。バイクレースでド派手にバイクが吹き飛んでいるような、あれです。
簡単に説明されたからといって、いまいちピンと来ませんね。
でも、理解するのはバイクに乗りはじめてからでいいんです。笑
止まっている時にも、走っている時にも転ぶ可能性があるということだけ覚えておきましょう。
立ちゴケ
大丈夫!誰もが経験する通り道です!!
むしろ立ちゴケ経験のないライダーの方が少ないくらいだと思います。
立ちゴケは起こるものと考えて、立ち回り方を覚えればいいんです!
立ちゴケには、
「バイクから自分が降りている状態で転かしてしまう場合」と
「バイクに跨った状態でバランスを崩してしまう場合」があります。
降りている時に転かしてしまう場合は、バイクを押して歩く時や、スタンドをはらう前後が多い印象です。
片手は伸ばして支えている状態、バランスを崩したら自分ごと持って行かれてしまいます。
跨った状態でバランスを崩した場合、片足に100kg超の重量がのしかかる訳です。
踏ん張れるわけがない。転けます。笑
どちらの場合も対処は簡単。
踏ん張って戻せる範囲のブレを超えたら、潔く諦めましょう!
だってバイクは倒れるもん。下敷きになったら怪我しちゃうかも。
だから倒れゆくバイクは見捨てて、自分だけ逃げましょう。笑
降りている時も跨っている時も、よく言われるのが
「バイクの重心を捉えて」(重心がブレる=バランスが崩れる)
これに尽きる。理解はできる。
でも体現できないですよね!!私もでした!!
そうはいっても、じゃあどうすればいいの?となりますよね。
教習所のバイクで練習させてもらいましょう!
教習車はガードがついているので、完全に横倒しにはならないのです。
もし逃げ出せずに立ちゴケしても、バイクの重さがのしかかることはほぼないです。
バイクの下敷きにならないための練習をする気持ちでいきましょう!
走行中の転倒
走っている時の転ぶには、スリップダウンとハイサイドがありました。
スリップダウン(滑る)は比較的あるとして、
ハイサイド(吹っ飛ぶ)はレース以外ではなかなか聞かない転倒です。
そのため、ここではスリップダウンについて綴っていきます。
スリップダウン、言葉通り滑って転ぶことです。
滑る原因は、濡れたマンホールや横断歩道などの白線、路上の砂、落ち葉やコケなどです。
自転車で想像していただければ、なんとなくイメージが持てると思います。
これはどうやって防いでいくか?
これもよく言われるんです。
「路面をよく見て、路面に応じて気をつけて走行する」
うん、言いたいことは分かる!でも、だからどうやって!?
ってなりますよね。笑
まずは、バイクの操作に慣れることが大事だと思います。
例えば、ダンス発表会に向けて練習をするときに、何が大事になるでしょう。
表情?キレ?いやいや、まずは振り付けを覚えないと!
曲を聴いたら身体が動くくらいになれば、表情や細部の動きを意識する余裕も生まれますね。
バイクも同じです!
まずは操作に慣れないと、路面を見る余裕がありません。笑
え、普通にスピード落とせば良くない?と思いますよね。
私もそう思ってました。
もちろんそうです。
スピードを出さなければそんなに心配ないです。
でも自転車もそうですが、二輪の不安定さ、ゆっくり走るのって逆に難しいんです。
ゆっくり走る方に集中してしまうこともしばしば。
余裕をもって運転できるようにするため
操作に慣れる、ゆっくり走るの練習をしていきましょう!
怪我するのが怖い
転倒や事故で起こり得る怪我。イヤですね〜痛いし。
今までたくさんの犠牲者を出してきてしまっている乗り物、バイク。
その分だけ、防御の進化も進んでいるはずです。
プロテクターを着用しましょう。
肌を出さずに運転しましょう。
バイクは勢いの付く乗り物です。
例えばランニング中に転んだとしても、勢いがついているから擦りむいてしまいますね。
バイクにはその何倍、何十倍の勢いがついているんです。
擦りむくなんて可愛いもんじゃないのは容易に想像できるかと思います。
できるだけ強そうな布で肌を保護したい気持ちになってきましたね!!
もちろん、ランニングで転ばずに帰れば無傷です。
バイクも、何もなければ無傷で帰れます。
プロテクターは、あくまでも「何かあった時のダメージ軽減」ですので
本当に大切なのは安全運転かもしれません。
それでも、あるのとないのでは大違いです。
私自身、恥ずかしながらバイクを廃車にする程の単独事故で、同行者にさすがにダメかと思ったと言わしめる程吹き飛んだのですが、バイクウェア内蔵の全身プロテクター装備だったため、擦り傷ひとつなく、打撲で済んだ経験があります。
立ちゴケしてバイクから逃げるときも、地面を転がるくらい全く痛くも痒くもないですし、ちょっと写真を撮るときに地面に膝や肘をついても痛くないです。笑
プロテクターはいいぞぉ
日焼けするのが嫌
白くて綺麗な肌、美しくて憧れますね〜
バイクに乗ると日焼けして、そうにはなれない?
そんなことはありません!
私はズボラで焼けてもあまり気にならないので、日焼け止めは塗っていなかったのですが、もともと焼けやすく、すぐに黒くなります。(女子力皆無…笑)
でも、バイクに乗っていて焼けたねと言われたことはないです。
肌を出さない装備をしているからです!
前述の通り、私は怪我が怖くてバイクウェアを着用しています。
それが結果的に日焼け対策にも繋がっているんですね。一石二鳥だ!
また、私は顔を見られるのが恥ずかしいので、いつもフェイスマスクをしています。
薄いネックウォーマーのようなものです。
昼間は眩しいですので、サングラスもすれば、顔も首ももう完璧ですね笑
引き起こしができるか心配
バイクに興味のある女の子からよく聞かれます。笑
引き起こせるんですか?どうやるんですか?と。
重くて大変そうですよね。
でも、あれはコツを掴めばできるようになります!
100kg超の車体を、空中へ持ち上げろと言われている訳ではないのです。
タイヤを軸に、てこの原理で起こせばいいだけです。
教習所でも教えてくれるし、動画サイトで検索すると、コツを教えてくれている動画が何本もあります。
自分がわかりやすいと思う説明を探してみましょう。
教習所のバイクであれば、ガードがついているので引き起こしやすいですし、練習あるのみです!
免許取得後にもどうしても難しければ、できるようになるまで助けてくれる人とツーリングに行くのも一つの手ですね。
乗れる自信がない
やったことがないことだもの、自信がなくて当然です!
乗り方どころか触ったこともない、操作方法もわからない…
そういうものです。笑
泳げるようになりたいなら、スイミングスクールに行くし、ピアノが弾けるようになりたいなら、ピアノ教室に行きますよね。
そう、プロに教わるのが一番早いんです。
教習所にいきましょう!
まずは、とりあえず行ってみましょう!!
私は身長153cmの自他認める短足で、バイクに跨った時に地面に足がつかないです。
はじめは教習車に跨ってバランスを取るので精一杯でした。笑
教習車を何度も何度も転かし、ミラーもライトもいくつも割ってきました…
(教習所には本当に申し訳なかったと思っています)
結果的に免許は取れましたし、今は全国津々浦々走り回るまでになりました!
まずは教習所でプロに教わってみましょう!
周囲に反対される
周囲に反対されている方にとっては、ものすごく大きい要因ですね。
わかります、私もそうでした。
女の子がバイクに乗るなんて…
怪我したらどうするの?
バイクなんて危ない、信じられない…
耳にタコができるほど聞きました。
反対する側の意見もわかります。
心配してくれているんですよね。
何かあってからでは遅いから、先に止めてくれているんですよね。
実は、死亡事故件数の割合は、二輪よりも歩行者や自転車の方が圧倒的に多いんです。
だからといって、じゃあもう外に出るのはやめよう…とはならないですよね。
あなたはバイクに乗りたい。
周囲の反対がありながらも、自分自身の意思を持っている。
それならせっかくの心の声に忠実になってもみてもいいのではないでしょうか?
やってみる前から諦めてしまうのはもったいないですし
自分の気持ちを大事にしたいですよね。
- 安全運転を心がける。
- 適切な装備や任意保険の加入などで万が一に備える。
こうした、説得するための材料を揃えてみてもいいかもしれません。
まとめ
バイク免許を取る勇気がなかなか出ない「不安」は解消できたでしょうか?
不安への対策をまとめてみましょう。
万が一への装備を整える
まずは教習所で練習してバイクに慣れる
まだまだ不安でいっぱいだと思います。
でも、不安への対処法は案外シンプルだったりします。笑
やったことのないことに不安を覚えるのは当然のこと。
つまり、やってみればいいんです!
とりあえず、教習所にいってみましょう。
その先バイクに乗るか乗らないかは、そこで判断すればいいんです。
プロに教わり、バイクに慣れ、それでも怖いならそこで辞めたっていいんです。笑
たとえペーパーライダーになったとしても、挑戦したことが自体が誇りになると思います。
この記事が、楽しいバイクライフの第一歩のきっかけになれたら嬉しいです。
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